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NPO法人
壱岐しま自慢プロジェクト


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文責 松崎靖男


1.壱岐島の誕生前

 今から 約3600万年前、まだ日本列島はユーラシア大陸から分離しておらず大陸の一部でした。
 しかし壱岐・対馬を含む九州の一部は、図1のように大陸の大きな入江となって、海の底になっていたのです。
 そこへ大陸や後に日本列島となる場所から、長い時をかけてゆっくりと砂や泥が流れ込み 勝本層がつくられたのです。


「壱岐島の成り立ちと自然」より






2.壱岐の土台石(常時案内可能)

 時代はハッキリとしていませんが、約1650万年前から以後の激しい地殻変動で勝本層が持ち上げられて陸地となり、島が出現しました。

(諸説あり)
 つまり壱岐島の誕生と言う訳です。勝本層は壱岐で一番古い地層 だとされ、色の濃いこの岩脈は勝本層の深層部 にあたるので、特別に壱岐の土台石 と呼ばれています。






*泥岩と頁岩の違い

  泥が体積したものは基本的には泥岩と言う。
 泥岩と頁岩の違いは、薄く割れる性質を持つものを頁岩といい、そうでないものを泥岩と呼んでいる。
 頁岩と泥岩の間に本質的な違いはないので、頁岩は泥岩の一種とする考え方もある。
 勝本層の泥でできた岩は、本のページの様にペラペラと剥がれるため頁岩だといえる。



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